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時間
ティナのモコモコとした形がいなくなっても時間は過ぎていく。

ティナが具合悪くなった時から天国に旅立つまでの間、自分はなにをしていたんだろと思い返すことがある。

下痢と嘔吐が始まってもそれの始末をし、まーさんが熱でてたから看病し、動物病院の診察時間でなかったから家で診てるしかなかった。
そのときもっと早く病院に連れて行けばよかったのか。
病院で診てもらい家につれて帰り、アポロのご飯を上げてるときにティナの異変に気がついた。
前足が動いてない・・・
すぐに病院に電話して「連れてこい」とのことだったので、まーさんとアポロを留守番させて病院にはしる。
後ろ足は動いていたが、びっこのようになっていた。
前あしに力がはいらないので、モゾモゾと体を使って動くしかなかった。
入院させて家に帰り、パパの夕飯を作りまーさんの看病をする。
夜8時に病院に電話したら「後ろ足も動かなくなった、意識ははっきりしてるからこのまま様子みましょう」だった。

私の食欲はなくなり、肉体的にも精神的にもつかれきっていた。
まーさんを寝かしつけながら自分もうとうとしかけていた時、病院から電話が来た。
「症状の進みがはやくて様子を見に来てほしい」
パパといっしょにあわてて病院に出向いた。
病院に着くとティナは先生に抱っこされて奥からつれてこられた。
しっぽがピコピコ動くが足が動いてなかった。
首もグラグラしていた、頭をもたげるのがつらそうだった。
それでも診察台に乗せられたら、急いで私の腕の中に逃げ込んできた。
ぜんぜん動かない足を一生懸命使って這うように逃げ込んできた。
それからは私の目をじーっと見つめなにかを訴えるようだった。

先生とは30分ほど治療法や病気の原因などいろいろ話をしたが、投薬治療は朝からでないとできないし、レントゲンとっても今やっと嘔吐がとまったところだからこれも明日に。
もう治療することもないのに、病院に置き去りにして寂しい思いをさせるなら連れて帰りたい。
ティナを抱っこしたときから私はつれてかえりたいという気持ちでいっぱいだった。

グラグラする頭と麻痺してるからだがどうしたら苦しくないかを思いながら家につれて帰った。

ティナをなでながら声をかけながら、今なにをしてほしいのか考えた。
ただいっしょにいてあげるだけでいいのか?
ティナは今なにを思っているの?

苦しまずに天国に旅立ったとは私は思っていない。
荒い息づかい、痙攣を起こしてるからだ、ヨダレがダラダラ流れていた。
目をそらしちゃいけない、今を見つめてティナの最後を見届けなければと思った。
荒い息づかいがだんだん和らいでいくのを感じ、ティナの最後の時間がきてると感じた。
抱っこしてアポロのところに連れて行き、アポロの鼻先にティナの鼻先をくっつけた。
アポロはクンクン匂いをかいでから、私の後ろにじーっと座っていた。
ティナの目が私を見つめている。
私もティナの目を見つめながら、このぬくもり毛触りを感じた。
ティナの心臓がゆっくりとなっていくのを感じたとき「ティナ、がんばったね、えらかったね、ティナになにもしてあげれかった助けてあげれなかった、ゴメンネ、ゆっくり眠ってね、ありがとう、ありがとう」と絶叫していたと思う。
心臓が停まり、ティナが動かなくなっても目は見開いたままだった。
まばたきしないで苦しそうにしていたティナを、ゆっくりと眠らせてあげたくてまぶたを押さえて目を閉じさせた。
でもどうしても薄目になってしまう。
じーっと抑えてもダメだった。
ティナの体は温かかった。
硬直が始まっても温かかった。
眠ってるとか思えない、起き上がってくれるんじゃないかと思ったりもした。

体をお湯で拭いてあげ、スリッカーで毛並みを整えてあげた。


あっという間に過ぎ去ってしまったティナとの時間。
ティナはその間なにを思っていた?
ママはティナを抱っこして看取れたこと、感謝してるよ。
モコモコの形はないけど、魂はいつもいっしょだよね。
ティナは自由なんだから。

051103d.jpg
【2005/11/02 22:47】 | ティナのこと | page top↑
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